日本デイケアセンターの保育事業の求人や採用

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保育士の待遇について

日本デイケアセンターが目標としている保育は、すべての人に満足感を与えるところにポイントを置いています。社会的に現在、保育士は需要があるのにも関わらず心身ともに過酷な職業なのに保育士の給料はなかなか上がりません。
先日、他社で保育士が給与の安さを訴える会見が行われました。
現役の保育士などが、安すぎる給与の改善などを訴えた。

子どもたちの大切な命を預かり、重要な時期に成長を見守り支える役割を担う保育士。大変責任の大きい仕事であり、業務量は多く残業や持ち帰り業務もしばしば…にも関わらず業界全体で保育士の処遇は大変低いとされています。長年働いて給料が上がっても雀の涙ほど…そのような中での勤務は長続きせず、離職率も多い現状にあります。給料が上がれば、離職率も多少改善されるのではないでしょうか。
手取りの月収は、24歳2年目でおよそ11万4,000円、28歳6年目でおよそ14万円。これは、フルタイムで働く保育士の給与明細。
上記の給与の変化を見てみると、2年目で月給約11万4,000円、6年目で約14万円。4年間で約2万6000円しか賃金は上がっていません。
園によっても給与額に違いはありますが、実際に働いている保育士の方だけでなく、園に通っている保護者の方や保育士の友人の方などさまざまな声がありました。
では、なぜここまで低賃金なのでしょうか?そのことについても考えてみましょう。
保育士の給料のしくみ・運用費の流れ
世論では給料の低さを訴える声が多くあり、行政も改善すると声を上げていますが、なぜ一向に給料は上がらないのでしょう?考えられる原因の一つには、保育園の制度も関係しているのではないでしょうか。
保育園の管轄は、厚生労働省であり、児童福祉施設ということはみなさんご存じですよね。では、保育園の財源はどこからきているのでしょう。認可保育施設の場合、主な財源は公的な補助金と保護者からの保育料です。(ただし認可外保育施設は、東京都の認証保育所など一部の補助対象施設を除いて、基本的に運営費などの補助はなく、保護者からの保育料のみで運営を行っています。)
まず、市区町村が国や都道府県から負担金や補助金、保護者から保育料を受けとり、市区町村から各保育園に運営費が届くようになっています。そこから保育士の給料も支払われているのです。負担金や補助金は税金が使われているため、過大に上げにくく、保育料は”公定価格”で決まっているため、事業者が勝手に上げることも難しいと考えられます。